SP-02:ダリナパルシン
期待される効能効果: 再発又は難治性の末梢性T細胞リンパ腫
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- 開発コード
- 予定適応症/使用目的
- オリジネータ
- 前臨床
治験準備 - 臨床試験
第Ⅰ相 - 臨床試験
第Ⅱ相 - 臨床試験
第Ⅲ相 - 申請
- 承認
- 上市
- 提携先
(当社からの導出先)
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SP-02
末梢性T細胞リンパ腫
ZIOPHARM Oncology, Inc -
日本、韓国、台湾、香港(第Ⅱ相最終試験終了:主要評価項目達成 、承認申請準備中)中国 (第Ⅱ相 / Ⅲ相 最終臨床試験準備中)米国 (前期第Ⅱ相臨床試験完了)欧州 (前臨床試験完了)
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- Meiji Seika ファルマ株式会社:
- 日本の開発販売権
- HB Human BioScience SAS:
- 南米8カ国の販売権
- 開発コード
- SP-02
- 予定適応症/使用目的
- 末梢性T細胞リンパ腫
- オリジネータ
- ZIOPHARM Oncology, Inc
- 前臨床
治験準備 - 臨床試験
第Ⅰ相 - 臨床試験
第Ⅱ相 - 臨床試験
第Ⅲ相 - 申請
- 承認
- 上市
日本、韓国、台湾、香港(第Ⅱ相最終試験終了:主要評価項目達成 、承認申請準備中)
中国 (第Ⅱ相 / Ⅲ相 最終臨床試験準備中)
米国 (前期第Ⅱ相臨床試験完了)
欧州 (前臨床試験完了)
- 提携先(当社からの導出先)
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- Meiji Seika ファルマ株式会社:
- 日本の開発販売権
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- HB Human BioScience SAS:
- 南米8カ国の販売権
SP-02
当社は2011年3月にSP-02の日本、中国、その他東南アジア数カ国における権利を、2014年7月には米国欧州等の全世界権利を、それぞれZIOPHARM Oncology, Inc.(Nasdaq:ZIOP)より獲得しました。
SP-02は、種々の血液がんおよび固形がんの治療のために開発されている新規の有機ヒ素化合物です。米国で実施されたSP-02L(注射剤)の第Ⅱ相臨床試験において、悪性リンパ腫、特に末梢性T細胞リンパ腫(PTCL)に対して臨床的効果を示しました。SP-02は、PTCL治療薬として、米国および欧州にてオーファンドラッグに指定されています。
開発状況:第Ⅱ相臨床試験(最終試験)終了(日本、韓国、台湾、香港)、承認申請準備中
予定対象疾患領域
- 末梢性T細胞リンパ腫(Peripheral T cell Lymphoma: PTCL)
- 悪性リンパ腫はリンパ球を発生母体とする腫瘍の総称で、主に免疫組織(特にリンパ節)に発生する腫瘍を言います。悪性リンパ腫の臨床病理的特性は多様性を示します。悪性リンパ腫はホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫に大別され、非ホジキンリンパ腫はB細胞リンパ腫とT細胞リンパ腫に分けられます。日本においてはB細胞リンパ腫の割合がT細胞リンパ腫に比べて相対的に高いことが報告されています。T細胞リンパ腫はさらに細分類されますが、末梢性T細胞リンパ腫はその中の一種であり、T細胞リンパ腫の中では患者数が比較的多いとされています。
末梢性T細胞リンパ腫に対する標準的治療は確立されていませんが、一次治療としてはCHOP療法が日常臨床では広く使用されています。しかしながら、B細胞リンパ腫に対する治療成績と比較しても治療成績は満足できるものではなく、より有効な治療法・治療薬の導入が期待されています。また、サルベージ治療についても、一次治療と同様に標準治療法は確立されておらず、新しい治療法・治療薬の導入が期待されています。